こどもの笑顔と舞台のつどい2021

CAN青芸「君がいるから」

観劇＋ゲキミテトーク

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【開催にあたって】
コロナ禍のなか、公園の遊具がテープでぐるぐる巻きにされ使用禁止になった光景にショックを受けました。だれが「こどものあそぶ権利」を奪うことができるのでしょう。そして、こどもたちはマスクの下で息をひそめ、仲間とともにあそぶ、学ぶ、大声で笑いあう時間を奪われてしまいました。おとなも語り合う時間を奪われ、ナマの舞台芸術や文化イベントは次々と中止になりました。
共感、共鳴し合い、語りあいを生む時間が奪われたいまこそ、こどもたちが笑顔になる舞台をこどもたちと大人たちと一緒に楽しむ時間が必要です。
ともに笑い、共鳴し、語り合うために、CAN青芸「君がいるから」をお届けします。
CAN青芸は、小会場で良質の児童演劇を創造しようという熱意で発足したベテラン役者３人組の劇団です。この作品はその第１作として制作、以来１７年全国で上演され愛され続けています。会場は、新宿で舞台創造の砦として５０周年を迎えるプーク人形劇場です。ご来場の皆さんと「ハラハラ」「ドキドキ」「ワクワク」の時間をご一緒できましたらうれしいです。（こどもの笑顔と舞台のつどい2021：総合コーディネーター／ただじゅん企画・多田純也）

【「君がいるから」あらすじ】
ある日、ラッキーのご主人様は、ラッキーを置いて引っ越していってしまった。結婚をするらしい。ラッキーは、おっちょこちょいのご主人様が、自分を忘れて行ってしまったんだと思い、新しい家を探しに旅に出た。途中、教授とドンブリという犬（？）に出会い、探すのを手伝ってもらう。
三匹は、カラスに襲われたり、生乾きのコンクリートにはまって身動きがとれなくなったり、そのうえ、凶暴な野犬の群れにも出会ってしまい・・・散々な目にあってしまう。でも、三匹で力をあわせてなんとか困難を乗り越え、やっと探し当てた、ラッキーのご主人様の家。
そしてラッキーはどうなったのか・・・。三匹の犬（？）が繰り広げる友情物語。

※本事業は「文化庁 令和2年度第３次補正予算事業 ARTS for the future!（コロナを乗り越えるための文化芸術の充実支援事業）」の補助対象事業です。